低酸素インキュベーター(マルチガスインキュベーター)のご紹介

2020年03月26日

2019年のノーベル生理学・医学賞は低酸素応答の分子機構解明に関する研究であったことは記憶に新しいところです。HypoxiaをキーワードとしたPubmedでの論文数はここ数年年間約7,000件と高い水準にあり、今回の受賞によりさらに注目される研究対象になったのではないかと思われます。

CoMIT Omics Centerでは、低酸素条件下で細胞培養ができるマルチガスインキュベーターを3台保有しています。特別なチャンバーやパウチを使用しなくても通常の培養操作で容易に低酸素培養が可能です(酸素濃度はミニマム1.0%まで設定可能)。

低酸素培養後の解析につきましても、リアルタイムPCRやFACSなど、当施設の設備機器を用いた解析が可能です。その他にも次世代シークエンス、質量分析など、当施設の受託分析をご利用いただけます。様々な疾患・分野で注目されている低酸素応答研究に当施設の機器・受託サービスを是非ご活用ください。

*当施設の低酸素インキュベーターの案内につきましては、HPの「機器利用メニュー」から「細胞培養室」を選んで、マルチガスインキュベーターの詳細ボタンからご覧いただけます。

お問い合わせは、HPのお問合せフォームよりお願いいたします。

細胞培養室担当:円城寺

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