【定員間近!】リアルタイムPCR ハンズオントレーニングのご案内(8/7・8開催)

2024年07月10日

※ 対象者別の下記2コースから選び、お申込みください

開催日時:
1.ベーシックコース 2024年8月7日(水) 10:00~16:00
2.アドバンスコース 2024年8月8日(木) 10:00~16:00

開催場所:最先端医療イノベーションセンター1F 大実習室D
講師:白神 博 氏 サーモフィッシャーサイエンティフィック ライフテクノロジーズジャパン株式会社
定員:各日12名 事前申込み・先着順で定員に達し次第締め切ります
※ 8月6日(火)のセミナーの受講を推奨します
※ 受講料無料

参加申込:下記URLからお申込みください。
https://forms.gle/H8RuREyrX4gE9kuw8
※ 締め切り 7/31
※ 大阪大学の学生・教職員等関係者に限ります
※ 定員を超えたお申込みがあった場合、同一教室からの参加者数を調整することがあります。予めご了承ください。

<各コースの詳細>
■ベーシックコース
マイクロピペットの取扱いや試薬分注の基本手技を習熟し、コンタミネーションの回避や再現性のある実験基本操作の確立を目指す。
これらの作業工程の確認プロセスとしてカップラーメンに入っている「謎肉」からDNAを回収し、リアルタイムPCRでの食肉の遺伝子判定を行います。
基本操作を理解し、コンタミネーションを回避できるプロセスを学びます。
培養細胞を用いてスピンカラム法によるTotal RNA回収とRNA濃度測定ならびに品質管理のポイントを実際のサンプルを用いて学びます。
RNAを回収した後の逆転写やリアルタイムPCRなどのアプリケーションに関しては注意点やポイントなどを座学で学びます。
※ カップラーメンに含まれるダイズや小麦、豚肉などを実験用の検体として使用しますので、アレルギー物質への配慮などが必要な場合はご注意ください。

〇対象者
・マイクロピペットを用いた実験を始める予定
・コンタミネーション(汚染事故)を回避して安定した結果を得たい
・試薬調製などの正統なトレーニング受講経験がなく、自己流での対処策から改善したい など

10:00-11:00
・マイクロピペットの使用方法、チューブの開閉
・試薬の分注や混合の相違や注意点
・コンタミネーションを防ぐための注意点
11:00-12:00
・謎肉の謎に迫る
・カップラーメンに入っている謎肉DNAを回収して、試薬調製を実施、リアルタイムPCR装置で判別
・ピペットや試薬消耗品の取扱いの注意点を意識して、コンタミネーションを回避する手技の習熟を図る
12:00-13:00
お昼休み
13:00-14:00
スピンカラムを用いた培養細胞からの核酸回収
14:00-15:00
回収されたRNAの確認:NanoDropを用いた濃度測定や品質確認
15:00-16:00
RNA抽出後の関連技術の座学と謎肉の結果判定、まとめ、質疑応答


■アドバンスコース
Total RNAからの逆転写を実施し、リアルタイムPCRでのデータ解析を学びます
検量線法やΔΔCt法による解析結果の比較
複数のサンプルにおける遺伝子発現解析を行うために必要な解析手法を学びます
増幅効率の測定や再現性のあるデータの獲得などリアルタイムPCR実験の更なるクオリティ向上にも役立つ内容です。

〇対象者
・普段よりPCRなどの実験を行っておりリアルタイムPCRでの遺伝子発現解析を始めたい
・リアルタイムPCR実験操作や解析の経験があるが若干の不安があり、改めて手技を習熟したい
・新しい研究を始めるにあたり、リアルタイムPCR実験の全体像を把握しておきたい など

10:00-11:00
Total RNAを用いた逆転写反応の実施
11:00-12:30
・検量線法での解析に必要となる希釈系列の作成
・リアルタイムPCRを用いて検量線法による遺伝子発現解析を実施
12:30-13:30
お昼休み
13:30-14:00
検量線法の結果の確認
14:00-15:00
ΔΔCt法での遺伝子発現解析のための試薬調製
15:00-15:30
リアルタイムPCRによる遺伝子発現解析座学
15:30-16:00
結果の確認

・・・

お問い合わせ先:coc-staff@comit.med.osaka-u.ac.jp
06-6210-8327 (医・8327)

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