リアルタイムPCR

QuantStudio5

メーカー

Applied Biosystems

規格型番

QuantStudio 5 Real-Time PCR System

設置場所

CoMIT5階 組織室(0520)

利用料金

有料

核酸の定量や定性が可能です。具体的には、ウイルス/バクテリアのコピー数の絶対定量、遺伝子の変動やスプライシングバリアントの解析等の相対定量、SNPタイピング、ウイルス/バクテリアの検出が出来ます。
当施設のQuantStudio5は、96ウェルスタンダードプレート(0.2 mL)専用機です。ViiA7やQuantStudio 7(2)でも96ウェルプレートが使用できますが、サンプルブロックの交換作業が必要なため、96ウェルプレートをご使用の方には、手間がかからない本機種のご利用をお勧めします。
性能については、ViiA 7/QuantStudio 7と同等の感度を有しています(シングルプレックス反応で1.5倍の量差を検出、10 桁のダイナミックレンジ)。その他、VeriFlexブロックを搭載し、16ウェル×6分割で温度制御が可能なため、温度条件の最適化や温度条件の異なる複数のプロトコールを同時に実施することができます。
検出方法は、TaqManプローブを用いた蛍光5'ヌクレアーゼアッセイとSYBR Greenを用いたDyeアッセイの両者が使用でき、スタンダード法及びΔΔCt法のどちらでも定量が可能です。

設置備品

プレート用遠心機

利用者準備物

USBメモリ(ウイルスチェック済みであること)

注意点

●当施設のQuantStudio 5 リアルタイムPCRシステムは、96ウェルスタンダードプレート(0.2 mL)専用です。384プレート及び96Fastプレート(0.1ml)は使用できませんので、ご注意ください。
●平日のコアタイム (10:00-17:00) は原則として1人1回のみ3時間以内の予約としてください
●使用済みプレート以外のゴミはお持ち帰りください
●利用記録簿へのご記入をお願いします
●サンプル調製後、プレートの移動の際には、アルミホイル等で包み、遮光することをお勧めします。
●使用推奨消耗品は、96プレート(ABI MicroAmp Optical 96-Well Reaction Plate N8010560/4306737)、プレートシール(ABI MicroAmp Optical Adhesive Film 4360954/4311971)、8連チューブ(ABI MicroAmp Optical 8-Tube Strip (0.2mL) 4316567, MicroAmp Optical 8-Cap Strip (Flatタイプ) 4323032)です。
●指定フォルダ以外に保存されているファイルや、日付が記入されていないフォルダは削除します
●データの取り出しは、USBメモリをご使用ください
●ご自身のパソコンに解析用ソフトウェア(Windowsのみ)をインストールすることが出来ます(下記リンク参照)
●メンテナンスのため、定期的にデータを削除します。解析データはご自身でバックアップをお取りください
●使用方法がわからない方は、事前にCoMIT Omics Centerにご連絡いただき、担当者とアポイントメントをとってください。

リンク

ソフトウェアダウンロード
「Design and Analysis Software v1.5.1, QuantStudio 3 and 5 systems」
https://www.thermofisher.com/jp/ja/home/global/forms/life-science/quantstudio-3-5-software.html

「ExpressionSuite」
※複数のΔΔCtドキュメントをまとめて解析するソフトウェア
https://www.thermofisher.com/jp/ja/home/technical-resources/software-downloads/expressionsuite-software.html

利用の流れ

初めて利用される方

HPのお問合わせフォームより下記についてお知らせください
・機種名
・使用説明のみか、使用説明と反応を同時に行うか
・日程調整(候補日時を3つ程度)
(※医学研究科以外の方は、機器使用願の提出が必要です)

日程調整後、予約システムより機器の予約を行ってください
使用説明(約1時間)+ 反応(標準で約2時間、Fastで約1時間)※余裕を持ってお取りください

当日、CoMIT 5F 0520室(リアルタイムPCR実験室)にて使用説明(+反応)を受けてください

データの見方とエクスポート方法の説明
(反応をかける前に説明しますが、反応後に説明を希望される場合はお知らせください)

利用されたことがある方

上記の注意点をご確認の上、予約システムより機器の予約を行ないご利用ください。
(※医学研究科以外の方は、機器使用願の提出が必要です)